水球女子の日本代表が6日、千葉県習志野市で世界選手権(7月・福岡市)に向けた合宿を公開し、大本洋嗣監督は「攻撃的なチームを目指す」と語り、8強入りを目標に掲げた。東京五輪で男子代表を率いた大本氏は、女子の前任監督が体調不良となったことを受けて昨年11月から指揮を執っている。

 大本監督が得意とする相手のパスコースをふさぐ「パスラインディフェンス」を女子でも採用。カウンターから積極的にシュートを打つ戦術で、女子が初出場だった東京五輪でつかめなかった白星を狙う。主将の稲場朱里(秀明大ク)は「今の日本のカウンター水球で、得点を決めて勝っていきたい」と強調した。