重量挙げのグランプリ大会(ハバナ)にエントリーしていた北朝鮮の選手が開幕日の8日までに到着しなかったと、聯合ニュースが9日報じた。14人が登録していた。「(大会後半に実施される)重量級の選手だけ遅れて入国した事例はなかった」との関係者の話を引用し、不参加の可能性が高いと指摘した。

 重量挙げで来夏のパリ五輪の参加資格を得るには、指定された複数の国際大会に出る必要がある。聯合は今大会を欠場すれば北朝鮮の選手は条件を満たせなくなるとし「事実上、五輪出場を放棄した」と伝えた。(共同)