バレーボールの元日本代表でVリーグ女子1部、岡山シーガルズの宮下遥(29)が16日、岡山市内で引退会見に臨み「シーズンが始まる前から最後にしようと決めていた。全てやりきった」とすがすがしい表情で話した。

 2009年に史上最年少の15歳2カ月でVリーグのデビューを果たしたセッターで、16年リオデジャネイロ五輪日本代表。同五輪世界最終予選でタイに逆転勝ちした試合の第5セットが印象深いと言い「途中で心が折れかけたが、チャンスを拾い逆転できたので責任を果たせた達成感があった」と振り返った。