体操のパリ五輪代表最終選考会を兼ねるNHK杯第2日は17日、群馬県の高崎アリーナで男子の1回目が行われ、20歳の岡慎之助が持ち点となる4月の全日本選手権の得点と合わせて258.196点で首位に立ち、初代表に前進した。6種目合計でトップの85.932点を出した。19日に2回目を実施し、1、2位とチーム貢献度で2人が切符を得る。

 東京五輪代表の萱和磨が1.701点差の2位。さらに1.367点差の3位に3度目の出場に挑む34歳の田中佑典がつけ、三輪哲平が4位、杉野正尭が5位で続いた。

 チーム貢献度枠で2大会連続の代表を狙う谷川航は跳馬で全体2位の15.133点を出した。