【パリ共同】今夏のパリ五輪・パラリンピックの期間中に性的少数者の情報発信拠点となる「プライドハウス」の記者会見が17日、パリで行われ、アンバサダーを務める2014年ソチ冬季五輪フィギュアスケート男子代表のハビエル・ラヤ氏(スペイン)は「性的少数者の選手が支援を感じられる安全な場所。意義は大きい」と訴えた。

 大会組織委員会によると、プライドハウスは一般市民にも開放される。自転車でパリを含むイルドフランス地域圏を回り、性的少数者への理解の拡大にも努めるという。

 プライドハウスは東京五輪・パラリンピックでも期間中に設置され、テーマの一つの「多様性と調和」を推進するために情報を発信した。