ボクシングのパリ五輪世界最終予選(24日〜6月2日・バンコク)に出場する男女計8選手が21日、羽田空港で出発前に取材に応じ、世界選手権優勝の実績がある男子51キロ級の坪井智也(自衛隊)は「足りないところを徹底的に練習した。結果でしか見せることはできない。やるだけ」と表情を引き締めた。

 今回が五輪出場権獲得のラストチャンス。女子50キロ級の木下鈴花(クリエイティブサポート)は「本当に崖っぷち。全力を出し切って闘うだけ」と言葉に力を込めた。