Jリーグは21日、3月決算の2クラブ(柏、湘南)を除くJ1とJ2、J3の58クラブの2023年度経営状況を開示し、全体の売上高は22年度比11%増で過去最高の1445億円だった。43クラブが増収で、新型コロナウイルス感染拡大前を上回る水準となった。

 J1浦和は103億8400万円で、19年度にリーグ史上最高の114億4千万円を計上したJ1神戸に続く100億円超え。入場料収入は前年度比138%と大幅増で、コロナ禍前の19年度と比べても1割増だった。

 債務超過は今季のJ1で東京V、福岡、鳥栖、J2で横浜FC、J3でYS横浜、相模原、鳥取の計7クラブだった。