パリ・パラリンピックの出場枠が懸かるパラ陸上の世界選手権第7日は23日、神戸ユニバー記念競技場で行われ、男子400m(視覚障害T13)決勝は前回覇者の福永凌太(日体大大学院)が47秒86で銀メダルを獲得した。福永は既に日本パラ陸連が定めるパリ・パラの代表選考基準を満たしている。

 女子走り幅跳び(義足・機能障害T63)決勝は前回4位で既に選考基準を満たしている兎沢朋美(富士通)が銀メダル、前川楓(新日本住設)が銅メダルに輝いた。再レースとなった男子5000m(車いすT54)決勝は吉田竜太(SUS)が4位、18日に2着でゴールしていた樋口政幸(プーマジャパン)は6位だった。