パリ五輪のスケートボード女子ストリート代表の赤間凜音は5日、1年生として在学する仙台市の東北高で壮行会に臨んだ。昨夏の大けがを乗り越え、15歳で挑む大舞台。「金メダルを取って帰る」と決意を語った。

 赤間は昨年8月、国際大会の練習中に鎖骨と骨盤を折る全治5〜6カ月のけがを負った。それでも「お世話になった両親やトレーナーにまだ恩返しできていない」と奮起。脚力のトレーニングなどを強化し、代表の座を手にした。

 父親の影響でサーフィンを始めたが「泳ぎが苦手」で、7歳の時にスケボーに転向。「他の人がやらない技を持っているのが自分の特徴」という。友人西矢椛のためにもメダル獲得を誓う。