【光州共同】韓国南西部の光州地裁は11月30日、1980年に光州で軍が民主化運動を弾圧した光州事件の際、軍のヘリコプターが上空から市民に機銃掃射を加えたとの故人の目撃証言を回顧録で否定し、うそつきだと侮辱したとして「死者名誉毀損罪」に問われた元大統領、全斗煥被告(89)に懲役8月、執行猶予2年の有罪判決を言い渡した。

 求刑は懲役1年6月。判決によると地裁は、公判で陳述した別の生存者の目撃証言に信用性があるとし、80年5月21日と27日に光州の中心部でヘリから銃撃があったと結論付けた。また当時、国軍保安司令官だった全被告は銃撃を知る立場にあったと判断した。