【ロンドン共同】新型コロナウイルスに感染し、昨年3月下旬にロンドンの病院に搬送された元弁護士の男性(74)が21日、306日間の入院生活を終えて退院し、帰宅した。英メディアが伝えた。英紙ガーディアンは「最も長期間」入院していたコロナ患者の一人とみられると伝えた。

 男性は既往症がなかったが、昨年3月下旬、朝食中に倒れた。症状が重く、3人の息子は病院に呼び出され別れを告げるべきだと言われたこともあったという。

 男性は昨年7月に「急に意識を取り戻した」が、感染症の影響で脳に損傷を受け、身体まひや失語症を患ったため、集中治療室から出た後も別の病院に入院していた。