新型コロナウイルスの感染拡大で病床の確保が喫緊の課題となる中、医療機関での患者受け入れが進まない最大の要因は、院内感染を防ぐのが難しい建物設備の構造や深刻な人材不足であることが24日、大阪府の民間病院への取材で分かった。関係者らは設備が整った公立病院などに新型コロナ患者を集約し、他の患者を民間に振り分ける形が望ましいとした。

 府内145施設に取材し、56施設が応じた。重複回答で少なくとも30施設が設備面、25施設が人員面の限界を訴え、専門家は、全国の民間病院がこうした事情を抱えていると指摘した。