東京電力は28日、福島第1原発3号機の使用済み核燃料プールに残っていた燃料566体の取り出し作業を完了したと明らかにした。2014年に完了した4号機に続き2基目で、炉心溶融(メルトダウン)した1〜3号機では初となる。

 強い放射線を出し、原子炉建屋上部にあるプールからの燃料取り出しは廃炉の主要課題。第1原発のリスクを一つ取り除いたことになるが、1、2号機には計1007体が残っているほか、溶融核燃料(デブリ)の取り出しも待ち構える。

 東電によると、同日、最後の6体を敷地内にある共用プールに移し終えた。当面保管を続ける。