【ワシントン共同】バイデン米政権は3日、暫定版の安全保障戦略指針を発表し「中国は経済、外交、軍事、技術力を組み合わせ、開かれた世界システムに挑戦する能力を秘めた唯一の競争相手だ」と認定した。日本、韓国、オーストラリア3カ国との連携強化などを通じ、中国とロシアが率いる専制主義勢力に対抗していく方針を打ち出した。

 安保指針は米政府の政策立案のガイドライン。中国が「急激に対外主張を強め」、ロシアも「国際的な影響力を高め、破壊的な役割を果たそうとし続けている」と指摘し、中ロ両国が「世界中で米国の権益や同盟国を守れなくする試みに精力を注いできた」と警戒感を示した。