【上海、北京共同】北朝鮮が断交を宣言したマレーシアから撤収した北朝鮮の外交官や家族ら約30人が12日、一時滞在先の上海を列車で出発した。北京入りしたとみられる。北朝鮮は新型コロナウイルス流入阻止を理由に国境を封鎖しており、任地を離れながら帰国できない異例の事態となっている。当面は北京に滞在するもようだ。

 マレーシアで代理大使を務め、一行を率いるキム・ユソン氏は取材に対し「何も言うことはない」と話した。

 マレーシアは3月中旬、資金洗浄などの罪に問われた北朝鮮人のムン・チョルミョン被告(55)の身柄を米連邦捜査局(FBI)の求めに応じて引き渡した。