【ロンドン共同】第1次大戦で大英帝国のために戦った兵士らの追悼を巡り、人種によって処遇に差があったとの報告書が公表され、英政府は22日、平等の原則に反していたと謝罪した。白人の戦没者は個別の墓石とともに葬られたのに対し、植民地の黒人やアジア系の多くは個人名が記録されぬまま共同で葬られていた。

 報告書を公表したのは、かつて大英帝国に属した英連邦諸国の戦没者の墓地や記念碑を管理する委員会。アフリカ諸国やインド出身の戦没者ら少なくとも11万人は墓石や記念碑などに個人名が明記されなかったか、追悼自体が全くなされていなかったことが判明した。