【サンパウロ共同】ブラジルのボルソナロ大統領が7日までに、新型コロナを中国が仕掛けた「戦争」と示唆するなど、政権内で中国を非難する趣旨の発言が相次ぎ、中国製ワクチン調達に影響が出るとの懸念が国内で広がっている。中国はブラジルへのワクチンの主要供給元。

 ブラジルのメディアによると、ボルソナロ氏は5日の演説で新型コロナが中国起源だと示唆し、化学・細菌戦に触れながら「われわれは新たな戦争に直面していないか?」と名指しを避けながらも批判した。

 4月末にはゲジス経済相が保健省関連の会合で「中国が(新型コロナ)ウイルスを発明した」などと述べ、物議を醸した。