総務省消防庁は11日、全国52の消防本部などで、患者の搬送先がすぐに決まらない「救急搬送困難事案」が3〜9日の1週間に2064件あったとの集計を公表した。前週(4月26日〜5月2日)より227件多く、4週連続の増加。新型コロナウイルス感染拡大による病床逼迫の影響とみられる。

 このうち患者に発熱や呼吸困難などの症状があり、新型コロナ感染が疑われたのは759件。前週から128件増えた。

 地域別では、東京消防庁が前週から6%増の813件で最多。大阪市消防局が1%減の304件、札幌市消防局が15%増の135件で続いた。