【ジュネーブ共同】バイデン米大統領とロシアのプーチン大統領は16日、永世中立国スイスのジュネーブでバイデン政権発足後初めて直接会談し、新戦略兵器削減条約(新START)の5年後の失効を見据え、核軍縮やリスク軽減措置を話し合う「戦略的安定対話」の創設で合意した。火種となっている対米サイバー攻撃についてプーチン氏はロシア政府の関与を否定し、人権問題も含め根深い対立が残った。

 共同声明では「核戦争に勝者はなく、決して行われてはならない」との原則を守ると約束。85年のジュネーブ会談で打ち出した原則で、ロシア側が再確認を求めていたがトランプ前米政権が拒否していた。