【北京共同】北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記が17日、バイデン米政権発足後、初めて対米戦略に言及し、対話、対決の双方に備えると表明した。経済難の中、内政に集中したい思惑がうかがえる。対話の可能性を示唆して米側の出方をうかがい、大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射や核実験など極端な挑発行動は当面控えるとの見方が多い。

 北朝鮮は国連制裁下にあり、昨年1月末からは新型コロナウイルス対策で国境を封鎖。経済環境は厳しさを増している。金氏は党中央委員会総会初日の今月15日、「食糧事情が緊張(切迫)している」と認め、農業が最優先課題だと訴えた。