【北京共同】北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記は朝鮮戦争休戦68年を迎えた27日、平壌で開かれた全国老兵大会で演説し、世界的な新型コロナウイルス危機と制裁長期化で「戦争状況に劣らぬ試練の峠」に直面していると述べ、結束を訴えた。国家防衛の決意を強調する一方、核戦力には直接言及しなかった。朝鮮中央通信が28日報じた。

 金氏は昨年の老兵大会では「効果的な自衛的核抑止力」で国家の安全を永遠に守ると述べ、核保有国としての立場を誇示したが、今年は一転、抑制的なトーンとなった。

 北朝鮮は27日、韓国との通信回線を約1年ぶりに復旧させ、南北対話へ環境整備を図っている。