【ニューヨーク共同】9月に発生から20年となる米中枢同時テロで、ニューヨークの跡地に立つ「9.11記念博物館」に、半世紀を超えて同市で暮らす日本人画家の作品が展示され、米有力紙に紹介されるなど話題を呼んでいる。

 中川直人さん(77)の「森の星たち 9/11のエレジー」。5月から公開された。世界貿易センタービル建設を青年画家として見守り、目前で崩壊を目撃した中川さんは作品に「癒やし」の思いを込めたという。

 縦約1.9メートル、横約2.7メートルの作品は、星の形をしたコケをモチーフに命の尊さを描写。赤白青の色は星条旗を示唆、隠れるように十字架も描き込まれる。