新型コロナウイルス感染拡大の影響で、2020年度に10歳未満の子どもの医療費が他の年齢層に比べて大きく減っていたことが、厚生労働省のまとめで分かった。医療機関での感染を警戒し、保護者が受診を控えさせたとみられる。

 20年度の1人当たり外来医療費(医科)は、全年齢では対前年度比4.0%減だったが、0歳以上5歳未満は23.8%減と、年齢層別(5歳刻み)で最大の減り幅だった。5歳以上10歳未満も19.0%減。

 入院でも全年齢の減り幅3.3%に対し、0歳以上5歳未満は14.7%、5歳以上10歳未満は18.3%で、他の年齢層より際だって大きかった。