【ウィーン共同】国際原子力機関(IAEA)の年次総会が20日、ウィーンで始まった。グロッシ事務局長はウラン濃縮など北朝鮮の核活動が「全速力で前進している」と述べた。イラン核問題についてはIAEAの査察を制限していることなどに懸念を示した。東京電力福島第1原発の処理水の海洋放出を巡る関係各国の主張も注目される。24日までの予定。

 IAEAは8月下旬の報告書で、北朝鮮が寧辺の核施設で原子炉や再処理施設を再稼働させたとみられると指摘していた。

 福島第1原発の処理水は2023年春ごろから海に放出する計画。中国や韓国の懸念は根強い。