北海道の太平洋沿岸で赤潮が発生し、魚介類が大量死している問題で、道立総合研究機構水産研究本部は3日までに、調査で検出された有害プランクトンの量が減少していることなどから「急速に収束に向かっている」と明らかにした。9月20日に赤潮が初めて確認されてから2カ月余り。被害は判明分だけで約80億円に上り、漁業者からは支援を求める声が強まっている。

 道総研が道東部を中心に約50地点で行った調査によると、今回の原因となった植物プランクトンの海水1ミリリットル当たりの量は赤潮の目安とされる数値を下回った。海水温の低下などで増殖速度が落ちたことが原因として推定される。