【キエフ共同】ウクライナのゼレンスキー大統領は28日の記者会見で、ロシアが侵攻する可能性を強く警戒する米欧首脳の発言を「間違いだ」と批判した。「尊敬される世界の首脳たちが、さも明日には戦争になるかのように話している」と指摘した。

 バイデン米大統領は27日のゼレンスキー氏との電話会談でも、侵攻の可能性は「十分にある」と警告した。ウクライナ政府は近い時期の侵攻はないと強調し、支援する米欧などとの足並みの乱れが浮き彫りとなっている。

 ゼレンスキー氏はまた、米英などが在ウクライナ大使館の職員家族らの退避を決定したことを「われわれの支援にはならない」と非難した。