【ワシントン共同】ヒット映画「スパイダーマン ホームカミング」に登場した、米ニューヨーク地下鉄の1964年デビューの車両「R32」が今年1月9日に最終運転をするなど、米国で名物車両が相次いで“引退”の時期を迎えている。老朽化と気候変動対策を背景に、省エネルギー化した高性能車両に置き換わる。

 R32は、ステンレス製車両の先駆的存在。東京急行電鉄(現東急電鉄)がオールステンレス車両の初代7000系を開発する際に技術供与を受けた、米車両メーカーの旧バッドが製造した。

 乗客が先頭部の真ん中にある貫通扉の窓から、走行中に前面展望を楽しめるのも魅力だった。