北海道大などの研究チームは、地球に落下した隕石から、生き物の遺伝子の材料となる5種類の主要塩基を全て見つけたと26日付英科学誌に発表した。これまで未発見だった2種類が含まれる。

 地球で最初に誕生した生命は、約40億年前に降り注いだ隕石に含まれた物質が材料になったとする説がある。チームの大場康弘・北大准教授(宇宙化学)は「宇宙から供給された塩基が、何らかの形で初めての生命に関わったかもしれない」と話した。

 オーストラリア、カナダ、米国に落下した隕石を分析した。これまで未発見だったシトシンとチミンという種類の塩基を含むものが見つかった。