【サンパウロ共同】カリブ海のキューバで27日、大型ハリケーン「イアン」の影響で国の配電システムが損壊し、「発電がゼロ」の状態となった。国営電力会社が発表した。約1130万人を抱える全土が停電となった。同社は27日から28日にかけて復旧作業を急ぐという。首都ハバナでも27日午前9時ごろから停電が続き、市民は電池式のランプなどでしのいでいる。自営業の50代女性は「国中が真っ暗だ」と話した。

 米ハリケーンセンターは27日、イアンが非常に強い勢力を保ったまま南部フロリダ州に接近していると警告した。同州のデサンティス知事は住民に避難を指示した。