厚生労働省は1日までに、国の指定難病患者が医療費の助成を従来より前倒しで受けられるようにする方針を決めた。これまで申請した日から助成を開始していたが、原則1カ月を上限に重症と診断された日にさかのぼる。患者が福祉や就労支援などのサービスをより円滑に受けられるよう「登録者証」(仮称)も発行する。

 3日召集の臨時国会に難病医療法や関連する児童福祉法の改正案を提出し、助成の前倒しは2023年10月、登録者証は24年4月の運用開始を目指す。

 重症度が一定以上の指定難病や小児慢性特定疾病の患者には国が医療費の一部を助成している。