【ソウル共同】韓国の尹錫悦大統領は25日付で、最高裁判事に呉碩峻・済州地裁前所長を任命した。最高裁では元徴用工訴訟で敗訴した日本企業の資産売却手続きが進むが、前任の判事が9月に退官し、審理が中断していた。呉氏の就任で審理が再開される見通しだ。

 徴用工問題を巡っては、日本企業の資産売却が確定する前に解決策で折り合おうと日韓両政府が協議を進めている。

 韓国メディアによると、呉氏は人事聴聞会に提出した答弁書で、徴用工問題は「司法の解決だけが最善ではない」と述べ、日韓の外交努力を重視する姿勢を示した。