国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産委員会で議長国を務めていたロシアが、任期途中で議長を辞任するとユネスコ側に通告したことが29日、分かった。世界遺産の登録可否を審査する世界遺産委は、今年6月にロシアを議長国として同国中部のカザンで開催する予定だったが、ウクライナ侵攻を受け無期限中止となっていた。

 ロシアでの会合で、日本の世界遺産候補が審査される予定はなかった。政府は2024年以降の登録を目指し「佐渡島の金山」(新潟)の推薦手続きを進めている。

 武井俊輔外務副大臣が29日の衆院文部科学委員会で明らかにした。