【ワシントン共同】米上院は29日、同性婚の権利を連邦レベルで擁護する「結婚尊重法案」を野党共和党議員の一部も賛成して可決した。最高裁が2015年に同性婚を認める判決を出しているが、法制化して保障する内容。早ければ来週にも下院を通過し、バイデン大統領の署名を経て成立する見通し。

 保守化が進んだ最高裁は今年6月、約半世紀にわたって守られてきた人工妊娠中絶の権利を否定。判事の1人は同性婚の再考を求める意見を示している。同性婚の権利後退への懸念が強まる中、与党民主党を中心に対抗措置として法案整備が進められた。