【ロンドン共同】英国を構成する4地域のうち、北部スコットランドの行政府が目指す「英国からの独立」が困難な状況に追い込まれた。独立の是非を問う住民投票の実施には、中央政府が反対。英最高裁も中央政府の同意が必要だとする判断を示し、投票の実施に「待った」をかけたため、独立の実現は遠のいた。

 独立関連の住民投票に向けた法律を制定する上で「スコットランド議会に権限はない」―。最高裁は11月23日、英政府側の同意がない限りは投票を実施できないとの見解を示した。行政府にとっては手痛い敗訴で、2023年10月の投票実施を目指すとした方針は見直しを余儀なくされた。