【オスロ共同】今年のノーベル平和賞に決まったウクライナの人権団体「市民自由センター」(CCL)とロシアの人権団体「メモリアル」の代表らが9日、授賞式が10日に行われるのを前にノルウェーのオスロで記者会見した。CCLのマトイチュク代表は、受賞は「自由と民主主義のために戦ってきた人々と人権活動家のためのものだ」と評価した。
ロシア軍が学校や病院など民間インフラの破壊を続けているウクライナ侵攻は、ロシアがシリアなどで続けてきた戦争犯罪が裁かれなかった結果起きたものだと指摘。ロシアのプーチン大統領は戦争犯罪を裁く国際法廷で「遅かれ早かれ裁かれる」と述べた。