【広州共同】中国政府で香港政策を担当する香港マカオ事務弁公室は3日、中国と香港・マカオとの往来に関して、新型コロナウイルス対策の規制を6日から全面的に撤廃すると発表した。往来の人数の上限をなくし、香港から本土に入る際に必要としていた事前のPCR検査が不要となる。

 隔離措置なしで香港から中国本土に入ることを認める抜本的な緩和策が1月に導入されたが、PCR検査のほか、陸路での往来の人数に上限が定められていた。

 ただ今後も、7日以内に海外滞在歴がある場合は、48時間以内のPCR検査陰性証明が必要としている。