【ニューヨーク共同】トランプ前米大統領が不倫相手に口止め料を支払ってもみ消しを図ったとされる疑惑で、米メディアは22日、東部ニューヨーク州の大陪審が同日予定していた審理が延期になったと報じた。トランプ氏の起訴を巡る判断は23日以降になるとみられる。
起訴されれば米国の大統領経験者では初めて。トランプ氏が出馬表明した2024年大統領選にも影響しそうだ。トランプ氏は不当な捜査だとして支持者に抗議行動を呼びかけている。司法当局はトランプ氏が起訴されて出頭する場合に備えており、捜査を進めたニューヨーク州検察周辺の警備も強化された。