【ソウル共同】韓国の保守系メディアや与党が、元徴用工訴訟の原告支援団体への攻撃を強めている。団体が原告の遺族に対して賠償金の一部を差し出すよう求めたとして「被害者を金もうけに利用している」と主張。団体は、公益のためであり原告と同意していたと反論し、リベラル系メディアは「保守陣営が市民団体をおとしめている」と訴えている。

 最大手の保守系紙、朝鮮日報は23、24日、元朝鮮女子勤労挺身隊員らの支援団体「日帝強制動員市民の会」が原告側に賠償金の20%を支払うよう最近求めたことを1面で大々的に報道した。