【北京共同】北朝鮮メディアは7日、同国の子どもたちが加入する「朝鮮少年団」の創立記念日の6日に、全国の子どもから朝鮮人民軍に放射砲(多連装ロケット砲)を「贈呈」するとの内容の式典が平壌の万景台学生少年宮殿で行われたと伝えた。

 幼少期から国防意識を育てる活動の一環とみられる。「少年」と名付けられた複数のロケット砲は、すぐに配備のため人民軍部隊に向かった。

 式では中学校の少年団組織の責任者2人が演説し「今後も軍のために良いことをする運動を一層活発にやっていく」などと述べた。