【ソウル共同】ソウル近郊の城南市にある地下鉄藪内駅で8日午前8時20分(日本時間同)ごろ、出口に向かう上りエスカレーターが突然停止した後に逆走し、14人が重軽傷を負った。韓国メディアなどによると、転倒した利用客が次々と折り重なった。朝の通勤時間帯で混雑しており、多くの人の悲鳴が響いた。

 地下鉄を運営する韓国鉄道公社によると、エスカレーターには逆走防止装置が設置され、5月に点検した際には異常はなかった。警察が詳しい状況を調べている。