【キーウ共同】ウクライナのウメロフ国防相は、反転攻勢を進めるウクライナ軍が3層から成るロシアの防衛線のうち第2防衛線を突破したとの認識を示した。「われわれは第2、第3防衛線の間にいる」と説明し、領土奪還を続けていると強調した。ウクライナのメディアが6日伝えた。

 ウメロフ氏は「われわれには2024年に向けた計画がある」と述べ、反攻継続を表明。ロシアが14年に併合したウクライナ南部クリミア半島を含む全土を取り戻すことが目標だとした。