【シドニー共同】オーストラリアの最大都市シドニーで24日、世界遺産のオペラハウスやハーバーブリッジといった観光名所をライトアップする光の祭典「ビビッド・シドニー」が始まった。南半球の冬の街を彩る恒例行事。6月15日までの期間中にライブやグルメイベントも実施される。

 この日は日没と同時に、オペラハウスのヨットの帆のような白い屋根に、シドニーの織物アーティスト、ジュリア・ガットマンさんの作品が次々と映し出され、見物客から歓声が上がった。

 今年の目玉はシドニータワーから虹色のレーザー光線を最長40キロにわたって照射するイベント。「ウクライナの家庭の食卓」を体験できるコースメニューもある。