【エルサレム共同】イスラエル極右政党党首のベングビール国家治安相は5日、イスラム教とユダヤ教双方の聖地「神殿の丘」を巡り「われわれのものだ」と主張し、ユダヤ教徒が自由に礼拝したと述べた。1967年の第3次中東戦争でイスラエルが東エルサレムを占領したことを記念する「エルサレムの日」の発言で、アラブ諸国から反発を招くのは必至だ。

 神殿の丘は、それまで統治していたヨルダンとの取り決めでユダヤ教徒の訪問は許されるが、礼拝は認められていない。ベングビール氏はこれまでも現状変更を求めていた。発言を受け、イスラエルのネタニヤフ首相は「今も、今後も現状は変わらない」との声明を発表した。