【ビュルゲンシュトック共同】ウクライナが提唱する和平案「平和の公式」を協議する「世界平和サミット」が15日、スイス中部ビュルゲンシュトックで開幕した。16日まで。スイス政府によると、計100の国・国際機関が代表を派遣し、うち欧州を中心とした57カ国は首脳級が参加。ロシアは招待されず中国は欠席し、インドは首脳を送らなかった。ウクライナ侵攻を巡る世界の分断が露呈した。

 主催国スイスのアムヘルト大統領は開幕前に声明を発表し、和平協議を進めるにはロシアの関与が必要として「国際社会は紛争当事者の直接対話の土台を準備できる」と述べた。スイスは14日の声明でも「ロシアがどのように、いつ協議に加わるのかをハイレベルで議論する最初の機会となる」と指摘していた。

 ゼレンスキー大統領は声明で「サミットでの合意は和平プロセスの一部となる。われわれは歴史を目にする」と述べた。

 サミットには、先進7カ国(G7)から日本の岸田文雄首相、フランスのマクロン大統領、米国のハリス副大統領らが参加。バイデン米大統領は欠席した。