1994年に約80万人が犠牲となったとされるルワンダ大虐殺から今年で30年。長崎原爆資料館で17日、追悼イベントが開かれ、ムカシネ・マリー・クレール駐日大使が「私たちは皆、大量虐殺や憎悪がどこで起ころうとも反対の声を上げなければならない」と訴えた。

 イベントは同国出身で内戦により難民となり、日本国籍を取得した福島市在住の永遠瑠マリールイズさん(58)が中心となって開催。自身も大虐殺で兄を失ったという。最後の被爆地として平和教育をはじめ継承活動を続けてきた長崎市で、平和への思いを共有する狙いで企画。大使は原爆投下と虐殺を「どちらも膨大な数の命を奪った人類の悲劇だ」と述べた。