皮膚に痛みやかゆみを伴う発疹ができる帯状疱疹のワクチンについて、厚生労働省の専門委員会は20日、費用を公費で支援する定期接種化しても差し支えないとの意見をまとめた。今後、上位の部会で対象年齢や定期接種を始める時期などを議論し、最終判断する。

 国立感染症研究所の資料によると、帯状疱疹は水痘(水ぼうそう)のウイルスが原因。過去に感染し、神経に潜伏していたウイルスが、加齢や疲労による免疫力の低下に伴い活性化して発症する。

 専門委はこの日、ワクチンの安全性や費用対効果などを踏まえ「(定期接種化に)学術的な異論はない」と結論付けた。