京都労働局は23日、新型コロナウイルス対策の休業支援金・給付金を不正受給したとして、京都市東山区のレンタル着物会社「四季」(森雄二朗社長)の社名を公表した。

 労働局によると、2020年9月〜23年3月、従業員12人が就労していたにもかかわらず、休業したとする虚偽の証明書を申請させ、賃金代わりに5109万円を不正に受給させたという。同社は不正を認めているという。労働局は損害賠償金として同額を上乗せして返還を命じた。