自民・西田氏の「ひめゆり発言」に京都市議会「満身の怒りをもって抗議」 自民・公明の提案は否決
京都新聞6/7(土)5:20

京都市議会
京都市議会は6日の本会議で、自民党の西田昌司参院議員(京都選挙区)が沖縄戦の慰霊碑「ひめゆりの塔」(沖縄県糸満市)の展示について「歴史の書き換え」などと発言したことに関して、「強い遺憾の意を表明する」とした決議案を賛成多数で可決した。
決議では、西田氏の発言や見解は「沖縄県民の心を深く傷つけると言わざるを得ない」と批判。沖縄戦では京都出身者も犠牲となり、戦後は京都の議員が党派を超えて沖縄との友好を深めてきた歴史を踏まえ、「県民の心情に寄り添い、沖縄戦の歴史に真摯(しんし)に向き合うこと」を求めた。
日本維新の会・地域政党京都党・国民民主党や共産党など3会派と無所属の議員2人が共同提案した。討論では賛成議員が「求められているのは、市議会として戦没者や戦争体験者を冒涜(ぼうとく)する発言に満身の怒りを持って抗議すること」と主張。賛成多数で可決した。自民党と公明党は反対した。
一方、自民、公明両会派が「京都と沖縄の絆を次世代に伝え平和社会の実現を目指す」とする決議案を提案したが、否決された。決議案では「沖縄の人々の筆舌に尽くしがたい艱難辛苦(かんなんしんく)に寄り添わなければならない」などとしたが、西田氏の名前や発言には言及しなかった。





