冬の終わりから春の初めにかけて美味しい「菜の花」。「なばな」や「芯摘菜(しんつみな)」ともよばれる栄養価の高い緑黄色野菜です。

インナービューティー料理研究家の筆者が、40代以降の女性に嬉しい菜の花の栄養ポイントと、栄養効果をあげる食べ方についてご紹介します。

■40代以降の女性が抱えがちなお悩み

体調の変化や肌質の変化が気になる40代以降の女性。以下の項目を感じてきたら、スキンケアや生活習慣の見直しに加えて「食べ物によるインナーケア」もこれまで以上に心がけたいものです。

・貧血気味になりやすい

・イライラしがち

・疲れがたまりやすい

・代謝の低下により太りやすくなった気がする

・将来の骨粗しょう症が不安

・肌の老化を感じる

■40代以降の女性に嬉しい菜の花の栄養ポイント

菜の花には、40代以降の女性のお悩みをサポートする栄養素がギュッと詰まっているんです。

血色の良い肌作りに:鉄分

菜の花には、毎月の生理などで不足しがちな「鉄分」が豊富です。鉄分は血液のもととなる重要な栄養素で、血色の良い肌作りにも欠かせません。

鉄分はレバーや赤身肉などに豊富ですが、これらの食材が苦手な方も少なくありません。レバーや赤身肉と一緒にクセの少ない菜の花を炒めることで、より食べやすく鉄分の摂取量を高めることができます。

鉄分は「ビタミンC」と合わさることで身体への吸収率が高まります。菜の花自身にもビタミンCは豊富に含まれているので、一つの食材で効率よく鉄分をとることができます。より吸収率を高めたい場合は、調理の仕上げにレモンなどの柑橘類の果汁を絞るを良いですよ。

骨粗しょう症対策に:葉酸

「葉酸」は妊活や妊娠初期に特に必要とされている栄養素で有名ですが、実は認知症や骨粗しょう症対策をサポートする働きも期待されています。40代以降の女性がこれから健やかに歳を重ねていくために欠かせない栄養素です。

細胞の新生にかかわる栄養素なので、アンチエイジングもサポートしてくれます。

つややかな爪や丈夫な骨格のサポートに:カルシウム

「カルシウム」は、つややかな爪や丈夫な骨格のサポートに欠かせない栄養素です。

カルシウムは小魚や乳製品に多いイメージですが、旬の菜の花にも豊富に含まれています。カルシウムは「ビタミンD」と合わさることで身体への吸収率が高まります。

菜の花と一緒にビタミンDが豊富なキノコ類と合わせてオリーブオイルやごま油でサッと炒めたり、みそ汁の具材にすることがおすすめです。

余分な脂肪や疲れを溜め込まない身体に:ビタミンB群

菜の花には糖質や脂質の代謝をサポートしたり、疲労物質の乳酸の代謝を助ける「ビタミンB1」や「ビタミンB2」も豊富です。余分な脂肪や疲れを溜め込まない身体作りのためにも積極的にとり入れたいですね。

ビタミンB群が豊富な豚肉と一緒に炒めれば、代謝アップがより期待できるのでおすすめです。

他にも、粘膜の保護や乾燥対策をサポートする「ビタミンA(β-カロテン)」や、抗酸化作用の高い「ビタミンE」なども含んでいます。

自分に必要な栄養素を知ること、そしてその栄養素を効率よくとり入れる方法を知ることはエイジングケアに欠かせません。旬の菜の花が美味しい時期に普段の料理に上手に・手軽にとり入れて、身体のなかからキレイを磨きたいですね。健やかに美しく、春を迎えましょう。

(インナービューティー料理研究家 フードコーディネーター 國塩 亜矢子)

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【参考】
※菜の花 – カロリーSlism
※鉄 – わかさ生活
※骨質って何? 骨粗しょう症の新しい注意点 – オムロン
※葉酸 – わかさ生活
※カルシウム Ca – わかさ生活
※ビタミンB1 – わかさ生活
※ビタミンB2 – わかさ生活