旬の「枝豆」は、非常に栄養価が高い夏の食材のひとつです。さっと塩茹でするだけでも美味しいので、忙しい日の一品としても重宝しますよね。そんな枝豆は、ヤセ体質を目指す方にもおすすめの食材です。

インナービューティー料理研究家の筆者が、代謝アップに役立つ枝豆のお手軽レシピを3つご紹介します。

■ヤセ体質を作るためには「代謝」がキーワード

「代謝」とは、エネルギーを生み出す働きのこと。食事によって体内にとり込まれた「炭水化物(糖質)」や「たんぱく質」「脂質」などが分解され活動源となるエネルギーに生まれ変わることで、私たちは健やかな生命活動を維持しています。

代謝が落ちるとエネルギー不足になるばかりではなく、糖質や脂質が体内に蓄積されやすくなるため太りやすくなってしまいます。年齢を重ねるにつれ自然と基礎代謝は低くなり、つやプラ世代は「昔と食べる量は変わらないのに太りやすい」ということが起こりがち。代謝アップを特に心がけないといけない年齢です。

適度な運動や入浴などの他、代謝をサポートする栄養素を食事からとり入れることもとても大切です。

■代謝アップに欠かせない栄養素

さまざまな栄養素のなかでも「ビタミンB群」は特に糖質や脂質の代謝をサポートする働きが高く、枝豆にも豊富に含まれています。

枝豆以外にも納豆や大豆の水煮などの豆類(大豆製品)全般に豊富です。毎日、一品はとり入れることをおすすめします。

■おすすめの枝豆の食べ方

そのまま湯がいて食べても美味しいのですが、同じく「ビタミンB群」が豊富な豚肉と合わせた調理なら代謝アップによりおすすめです。

糖質や脂質の代謝の他、疲労物質(乳酸)の分解もサポートしてくれるので、夏バテ対策としても積極的にとり入れたい組み合わせです。

■代謝アップに役立つ枝豆のお手軽レシピ3選

旬の枝豆はやはり美味しいですが、市販の冷凍枝豆を使ってももちろんかまいません。

(1)枝豆のじゃこあえ

湯がいた枝豆をさやから出し、たっぷりのちりめんじゃことポン酢少々を加えてよく和えるだけ。「たんぱく質」「カルシウム」をしっかり補給しつつ代謝を高める一品が完成します。

細く刻んだ青じそも加えれば、夏らしいさわやかな味わいになります。

(2)枝豆オムレツ

湯がいた枝豆をさやから出し、オリーブオイルを引いたフライパンに溶き卵を入れて全体に枝豆を散らして蒸し焼きにします。溶き卵(2個分)に牛乳(大さじ1)と塩(ひとつまみ)を加えてよく混ぜておくと美味しく仕上がりますよ。

枝豆は15〜20粒ほどが目安です。玉子焼きにしてもOK。

(3)枝豆そうめん

そうめんに、湯がいてさやから出した枝豆をたっぷり乗せます。刻んだみょうがやキュウリもそえるのが筆者のおすすめです。仕上げに削り節をトッピングし、つゆにつけていただきます。

暑くて食欲がない日にもするっと食べられるおすすめレシピです。

そのままでも、ひと手間かけても美味しい旬の枝豆を活用して、代謝アップと痩せ体質を目指したいですね。

(インナービューティー料理研究家 フードコーディネーター 國塩 亜矢子)

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【参考】
※上西一弘/著(2016年)『栄養素の通になる』女子栄養大学出版部※板木利隆/監修(2008年)『からだにおいしい 野菜の便利帳』高橋書店※吉田企世子/監修(2016年)『旬の野菜の栄養辞典』エクスナレッジ